2008年09月20日
第二十四話 終わらない旅
2004年頃からボランティアスタッフが入ってくるようになる。
スタッフの応募は「コメディスタジアム」のホームページから応募が出来る。
これまでにもスタッフ希望者はあった。
1回だけ手伝って次から来ないとか、応募はあるものの来なかったり・・・。
応募があると
「芸人さんとは一線引いて活動して貰います。ほとんど喋れません。ミーハーな気持ちや中途半端な行動は迷惑ですので、イメージと現場とのギャップは相当あります。また、スタッフになるとネットで無い事を書かれて叩かれたりする事があります。無視していたら良いですが、覚悟いります。t守れるなら返信して下されば今後の指示を出します。」
そうした中で女性と男性が同時期に入って来たモノの何をどう手伝ってもらおうか悩んだ。(男性の方は何回かで来なくなった。)
それまでは芸人さんと私のみで回していたので、大変助かった。
次も来てくれるとは限らないので、とりあえずどのようなイベントなのか、まず観てくれ。と。
観たことも無いのに応募してくる筈無いのにね。
とりあえず、観て、芸人さんの顔を覚えて下さい。
そうでないと、後々大変だから。
とりあえずはビデオ撮影かな・・・。
固定で撮影していたので、遠目でしか撮影出来ていないし。
暫くして女性がまたひとり増え、また、増え、最終合計3名になった。
主に仕事は「会場費収集」、「チケット配布」、「音響」、「照明」、「進行」、「受付」、「備品買出し」、「ビデオ撮影」等で当日にする仕事ばかりである。
今もそうで、それまでの公演の準備(「進行表・進行台本作成」、「小道具準備」、「アンケート・チラシ・投票用紙等作成」、「コピー」等)とあとの処理(「HP管理(結果発表・次回出演者管理等)」、「ビデオ編集とダビング」等は全て私の仕事。
スタッフは当日の仕事のみである。
変った仕事といえば「ベタピカTシャツ」の作成。
と、いっても私がアイロンを持っていないのが理由。
彼女たちは彼女たちなりで慣れてくると、色々と仕事のほかにやりたい事を始めた。
仕事振りから真面目で良くやって貰ったし、助かったし、やりたいというのがあるのであれば、彼女たちもお客さん動員の協力の分でサービスする処で考えた案だったので、許可した。
「笑撃!ベタ×2ピカソ(仮)」に関しては、皆でひとつのモノを創ろうという処から始まってる分、このイベントに関しては融通をきくところがある。
彼女たちが作ったのは、「ベタピカ通信」だ。
そして、サプライズ企画。
芸人さんたちのお誕生日にちょっとした事を。(私もしてもらいました。)
これは、嬉しかったですね。
スタッフに入るとして、色々規制をかけて仕事ばかりだけでもストレスになるので、こういうのもあってイイ。
しかしながら少し文化祭ノリになってきたので、途中でそのサブとなっている部分の仕事をやめさせる事になってしまった。
そして、2006年になると新たに「放送芸術学院・舞台製作科」から、手伝いたいという女性が2人現れると同時にそこの卒業生で構成作家の男性も加わり、スタッフが重なり入れ替わりの時期となり、完全に入れ替わった。
その途中、魁塾の作家の方々にスタッフで入って貰ったりもしたが、やはり、中途半端な感じとなった。
彼女たちはおおよそ卒業までのおおよそ2年と解っていたから、スタッフが居なくなるのは、その時に解っていた。
・・・が、慌ててスタッフを中途半端に補充しようとも思わない。
今もそう。
ボランティアなので信用問題で、スタッフだから手伝って貰うのが前提で足を引っ張るような事になるようなら辞めてもらう他無い。
芸人さんも芸人さんで、スタッフに頼ってはいけない。
そう思っている。
プロとして活躍する前のポジションだ。
このポジションで色々して貰おうと思ってる時点で、それは甘えだ。
それは勉強会という意味でのインディーズライブとしては間違っていると思う。
だから、スタッフに手伝ってもらうのは大変有難いし、助かる。
スタッフは確かに欲しいし、居る。
・・・が、甘えてはいけない。
そして、2008年、スタッフのひとりが「吉本興業」へ就職が決まった。
今、私と男性のふたりだけで基本は回している。
ごっつ、大変。
(「カラフル!」は、もう一人手伝ってくれるスタッフ(作家)います。)
初期の女性スタッフの1人が、大学の卒業の論文で「コメディスタジアム」の事について書いた。
彼女にとってのその間の思いと考えが綴られている。
「終わらない旅」
この見出しが彼女の人生としてのひとつの結論となっていた、その文章。
彼らと巡り合えたこと、そして、心からお礼を言いたい。
アリガトウ。
「コメディスタジアム」ほかのイベントを通じて感じる事があって、それこそ、素晴らしい事だと改めて思った。
こちらこそ、ありがとう。
~ つづく
スタッフの応募は「コメディスタジアム」のホームページから応募が出来る。
これまでにもスタッフ希望者はあった。
1回だけ手伝って次から来ないとか、応募はあるものの来なかったり・・・。
応募があると
「芸人さんとは一線引いて活動して貰います。ほとんど喋れません。ミーハーな気持ちや中途半端な行動は迷惑ですので、イメージと現場とのギャップは相当あります。また、スタッフになるとネットで無い事を書かれて叩かれたりする事があります。無視していたら良いですが、覚悟いります。t守れるなら返信して下されば今後の指示を出します。」
そうした中で女性と男性が同時期に入って来たモノの何をどう手伝ってもらおうか悩んだ。(男性の方は何回かで来なくなった。)
それまでは芸人さんと私のみで回していたので、大変助かった。
次も来てくれるとは限らないので、とりあえずどのようなイベントなのか、まず観てくれ。と。
観たことも無いのに応募してくる筈無いのにね。
とりあえず、観て、芸人さんの顔を覚えて下さい。
そうでないと、後々大変だから。
とりあえずはビデオ撮影かな・・・。
固定で撮影していたので、遠目でしか撮影出来ていないし。
暫くして女性がまたひとり増え、また、増え、最終合計3名になった。
主に仕事は「会場費収集」、「チケット配布」、「音響」、「照明」、「進行」、「受付」、「備品買出し」、「ビデオ撮影」等で当日にする仕事ばかりである。
今もそうで、それまでの公演の準備(「進行表・進行台本作成」、「小道具準備」、「アンケート・チラシ・投票用紙等作成」、「コピー」等)とあとの処理(「HP管理(結果発表・次回出演者管理等)」、「ビデオ編集とダビング」等は全て私の仕事。
スタッフは当日の仕事のみである。
変った仕事といえば「ベタピカTシャツ」の作成。
と、いっても私がアイロンを持っていないのが理由。
彼女たちは彼女たちなりで慣れてくると、色々と仕事のほかにやりたい事を始めた。
仕事振りから真面目で良くやって貰ったし、助かったし、やりたいというのがあるのであれば、彼女たちもお客さん動員の協力の分でサービスする処で考えた案だったので、許可した。
「笑撃!ベタ×2ピカソ(仮)」に関しては、皆でひとつのモノを創ろうという処から始まってる分、このイベントに関しては融通をきくところがある。
彼女たちが作ったのは、「ベタピカ通信」だ。
そして、サプライズ企画。
芸人さんたちのお誕生日にちょっとした事を。(私もしてもらいました。)
これは、嬉しかったですね。
スタッフに入るとして、色々規制をかけて仕事ばかりだけでもストレスになるので、こういうのもあってイイ。
しかしながら少し文化祭ノリになってきたので、途中でそのサブとなっている部分の仕事をやめさせる事になってしまった。
そして、2006年になると新たに「放送芸術学院・舞台製作科」から、手伝いたいという女性が2人現れると同時にそこの卒業生で構成作家の男性も加わり、スタッフが重なり入れ替わりの時期となり、完全に入れ替わった。
その途中、魁塾の作家の方々にスタッフで入って貰ったりもしたが、やはり、中途半端な感じとなった。
彼女たちはおおよそ卒業までのおおよそ2年と解っていたから、スタッフが居なくなるのは、その時に解っていた。
・・・が、慌ててスタッフを中途半端に補充しようとも思わない。
今もそう。
ボランティアなので信用問題で、スタッフだから手伝って貰うのが前提で足を引っ張るような事になるようなら辞めてもらう他無い。
芸人さんも芸人さんで、スタッフに頼ってはいけない。
そう思っている。
プロとして活躍する前のポジションだ。
このポジションで色々して貰おうと思ってる時点で、それは甘えだ。
それは勉強会という意味でのインディーズライブとしては間違っていると思う。
だから、スタッフに手伝ってもらうのは大変有難いし、助かる。
スタッフは確かに欲しいし、居る。
・・・が、甘えてはいけない。
そして、2008年、スタッフのひとりが「吉本興業」へ就職が決まった。
今、私と男性のふたりだけで基本は回している。
ごっつ、大変。
(「カラフル!」は、もう一人手伝ってくれるスタッフ(作家)います。)
初期の女性スタッフの1人が、大学の卒業の論文で「コメディスタジアム」の事について書いた。
彼女にとってのその間の思いと考えが綴られている。
「終わらない旅」
この見出しが彼女の人生としてのひとつの結論となっていた、その文章。
彼らと巡り合えたこと、そして、心からお礼を言いたい。
アリガトウ。
「コメディスタジアム」ほかのイベントを通じて感じる事があって、それこそ、素晴らしい事だと改めて思った。
こちらこそ、ありがとう。
~ つづく
Posted by ながいまる at 00:01│Comments(0)
│コメスタ★物語
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